top of page
Writer's pictureHiroko

思いやりの気持ちを持って過ごすこと

ご覧くださり、ありがとうございます。

 

2020年は新型肺炎の影響が長く続き、お仕事によっては大変な思いをされていらっしゃる方も多いかと思います。また、休校やテレワークへの移行で、慣れない生活に知らずしらずのうちに心も疲弊しがちです。


そのような日々の中で、先日は優しい思いやりの連鎖に心温まる出来事がありました。

 




仕事帰りの途中駅で、小学生くらいのお子さんがホームと電車の間に、足が落ちてしまったようで、お母さんと泣きながら乗ってきました。 「痛いの?怪我したの?」 と、お母さんも突然のことに驚きつつ心配そうにされていました。 私はドア横の席におりましたので、すかさず、 「ビックリしたんだよね。座って落ち着いてね。」と、席を譲りました。 すると、隣席の女性もすぐに、 「お母さんと一緒に座った方が安心できるでしょう。」と、さっと譲られたのです。 私は過去に同じく腰まで落ちた経験があり、"痛みより落ちる恐怖で動揺している”ことが分かったので咄嗟に動けましたが、果たして、お隣の女性のようにまで気を回せたかは自信がありません。

 

素敵だなあ、今度は私もそうしよう!と心に決めました。

 

 

さらには、その親子も乗換駅で、私が降車するのをホームで待って、御礼を伝えてくださいました。これまでも数えきれないくらいお席は譲っていますが、こんなに丁寧にして頂いたのは初めてです。

 

素敵なご家族でいらっしゃるんだなぁと幸せな気持ちになりました。

 

お子様へは、”私も落ちたことがあること”、”しばらくは電車の隙間が怖いかもしれないけど、大丈夫だから頑張って!”と伝えました。後からお痛みが出てくるかと思いますが、お怪我になっていないことをお祈りしております。 お相手の状況を想って瞬時に身体を動かせる方、ご自身が大変な中でも感謝を伝えられる方、思いやりの連鎖を目に出来て、心が温かく幸せな気持ちになれました。

 

こういった時期だからこそ、いつも以上に、思いやりの心を大切にしてゆけたらと、とても感じた一日になりました。


56 views0 comments

Comments


bottom of page